元ベトナム農村住みの独り言

ベトナム関連の雑記とニュースを少々。あと野生動物生態学などのベトナム語記事の翻訳

物事をはっきり言いすぎる日本人(ベトナム人)とオブラートに包む欧米人

ベトナムに住み始めて思ったのはベトナム人が日本人と似すぎ!ということ。
思考やコミュニケーションでの距離の測り方とか
思ったことは何でも口に出すところが日本人にそっくりだなと思った。

どちらの国も中国から影響を受けてきたので当たり前と言えば当たり前のこと

安田佳生氏の本の中に以下のような一節があった

「私は日本語で育ったアメリカ人と英語で育った日本人両方見たことがあるが、どちらがより日本人らしい性格を持っているかというと、日本人のDNAを持った英語で育った日本人でなく日本語で育ったアメリカ人の方だった。これは環境という要因があるとしてもそれと同じぐらい、もしくはそれ以上に使う言葉の影響が大きいのではないだろうか。人は使う言葉によって思考が変わり、それがその人の性格の差にもなっていく。」

ベトナム語と日本語どちらの言語も中国語からの影響をもろに受けてるので思考や考え方が似るのも無理ないか。なので在越日本人の飲み会に行くとベトナム人は○●だ!と悪口を聞く機会があると思うけどそれって大体日本人もそうだよねと毎度思っていた自分

閉口したのが他人への価値観への介入

ツッコミの文化というか指摘してあげるのが良いことみたいなのが日本にもベトナムにもあるというかツッコミ過多なのか。ぼけ~っとしてるからなのか突っ込まれたり弄られたりするのだけど体育会系クズが良くするツッコミ?いじってあげてるよみたいなのはあまり好きでもなく

NB1300をドヤ顔ではいてたら、「よくそんなダサいの履けるね」と言われ
ちょっと変わった帽子かぶってたら「それかっこいいと思ってる?」と言われ
リュックを背負う位置に難癖つけられたり髪型がださいだの何だの

俺の建前
人の価値観なんて人それぞれなので他人の事には口出ししないポリシーなんです
俺の本音
他人のことなんてどうでもいい。ってか正直自分のしたいこと興味のあることがあってそれが自分の中心でありそれ以外のことはさほど興味もないし気にしないというスタンス

他人のことが気になってしょうがなくそれを口に出すのが美徳的思考と思ってる人や物事をはっきり言うのは長所や良いことと思ってる人が日本ベトナムには多いかなという印象

思ったことをそのまま口にしたり、ストレートな表現に走りすぎる傾向にある日本人とベトナム人は欧米を少しは見習った方がいいかも。下記のリンクはアメリカABC放送が行った社会実験のドッキリ『What Would You Do?(あなたならどうする?)』なんだけど求婚する男が周りの客にそれをアピール→女が来る。男に電話がきて男は席外す→女に他の男から電話来て女が電話の男に惚気出す→男帰ってきてあわてて女席を外す→周りの客の反応

欧米ではストレートに物事言うって勘違い。何とかならないのか

www.youtube.com

参考記事 宋文洲さんの記事

嘘は思いやりの心を伝え、トラブルを交渉で解決し、組織を纏めるとても大切なツールなのです。日本はそろそろ嘘についての教育を見直すべきです。

www.soubunshu.com

参考記事2
日本人がYes/Noを明確に言うことで、実は欧米人は結構傷ついている、という話+そんな欧米人と、円滑に仕事するには?
blogs.itmedia.co.jp



とりあえずこの事を熱弁するも未だに賛同を得たことはないが…

でも白人は愛想も良いし常に笑顔なんだけど時々気狂いなことしてくることが多いような気がする。日本人とベトナム人は基本愛想ないけど言動とかやることがテンプレだから信用できるかなと自分の経験則

↑同じようなこと書いたエントリーあったんだけど探しきれず…

まぁ東南アジアの歓楽街に巣食う白人は除外かな。ファイナルファイトマイク・ハガー市長やストⅡのザンギエフばりのダブルラリアットをかまして暴れているような奴が多いし

ここでいうベトナム人とはキン族のことね、基本。