水牛や牛の放牧に対し牧草地使用料を課せられるベトナムの農民
水牛や牛の放牧に対し牧草地使用料を課せられるベトナム中部タインホア省の農民たち。
タインホア省Thiệu Dươngの協同組合(hợp tác xã)のアインさん曰く1年あたりの牧草使用料10万ドン。家畜が農作物を荒らした時の預り金は群れの大きさに応じて変わり1~3頭の場合は30万ドン。3~5頭の場合は50万ドン。5~10頭だと百万ドン。10頭以上抱えている世帯だとその額は二百万ドンになるという。数軒の農家が放牧時に不注意で農作物に損害を与えたことが前から問題になっており2017年12月から施行。使用料を払っていない農家は放牧をすることが禁ぜられた。
施行する前には農牧する農民からはかなりの反発があったがその声は聞き入れられることはなかったという記事。
幹線道路沿いや鉄道から見渡せる田園地帯で行われる放牧風景はベトナムの風物詩の一つだとは思うけどそんな中にも色々としがらみあるなぁって思ったわ。ちなみに協同組合(hợp tác xã)で農業の協同組合は→hợp tác xã nông nghiệpで農協とも訳せるけど日本の農協は全然違う組織だからなんかややこしいよな
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