寸借詐欺師の肩を持つ日本人バックパッカーたち
寸借詐欺という言葉つい最近初めて知った。旅先で、「ごめん。細かいの持ってないからここ払っといて」とか「あっ。ごめんなさい。財布忘れちゃいました」っていう確信的な奴多すぎだけど次からただ一言、寸借詐欺という言葉で説明できるなそんな人らを。
カンボジアのプノンペン、中国の昆明やバンコクやタイ国内など東南アジア全ての地域に満遍なく生息している彼ら寸借詐欺師
同じゲストハウスのバックパッカーと晩飯を食べに行った時や一緒に飲みに行った時にお会計の時間になると「あっ。ごめんなさい。自分お金持ってないです」って言うやつが多すぎて最近はもうそういうの飽きたのでこっちも「ちょっと財布見せてよ」と言ってしまう
本当に持ってない奴が3割。持ってる奴が3割。持ってないけどドルや日本円は持ってる奴が4割。ドルや日本円持っている奴らは帰国間近で両替すると損するから、大勢で飯食いに行ったら誰か奢ってくれるやろ的な乞食精神か?
まぁそいつらは両替させれば済むけど一番タチ悪いのはやはり本当に持っていないやつ。頭に来てる時はポケット全部チェックするけど、他のバックパッカーに「そこまでしなくても良いんじゃない?」とか言われる始末
「だったら自分が代わりに払うん?」と言うと大抵の奴は払わないし。逆に俺が悪者の空気になってしまい悲しい。詐欺を働いてる奴の方が100パーセント悪いはずなのに…財布を見せろよというのに同調してくれた人は今まで誰ひとりいないし。ほぼ全員が「まぁまぁまぁ」ってなる。じゃあどうするの?と言っても全員が黙るけど
どうするのが正解なのやら
良い風の吹くところには良い奴が集まり吹き溜まりにはそういう奴が集まるんかな。安宿は避けるようにするべきか
水谷 竹秀さん著の日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」という本
この本に金なくなって日本に帰国できないフィリピンの日本人に金を貸すフィリピン在住の人の話出てきたけど、「私はこれまで数え切れない人にお金を貸してます。みんな返さないですよ」だそうな