野生動物保全における一党独裁のメリット
以前ベトナムでのワニの再導入を簡単に記事にしたけど、改めて2001年プロジェクト発足から2005年の繁殖確認までたった4年ということに気付いて唖然。社会主義国家でトップダウンの命令が早いからでしょうか。
クロコダイル専門の野生動物研究者の福田さん曰く
2000年初頭から国際自然保護連合はベトナム政府から保護の提言を求められていたみたいだけどそれにしてもたったの5年。
CSG=crocodile study group の略です
@fukumorientes なるほど、一党政治でもそういう利点はあるんですね。CSGの記録をざっと確認してみたところ、ベトナム政府からIUCNへの保護に向けての提言の依頼などが2000年初頭から何度か来ているようなので、シャムワニの保全に対しては割合積極的なようですね。
— 福田雄介(ワニ研究者) (@GingaCrocodylus) April 13, 2015
農民A 「まぁ、人に危害も与えてないし良いんじゃない?」
農民B 「だな。時々稲荒らすぐらいだしな」
ウィキより引用→人間を襲った確実な記録はない ヨウスコウアリゲーターの全長は2m以下
ベトナムの場合
注*全長3メートル越え余裕
ベトナム政府 「シャムワニ再導入しますね。OKだよね?」
農民A 「ちょちょちょっと待って!危険でしょ?」
農民B 「時々人が襲われると思うんだけど」
ベトナム政府 「シャムワニ再導入しま~す」
農民逆らえず
保全に力をいれてるのを国外にアピールするのが狙いだとは思うけど
こういう時の一党独裁のメリット凄過ぎ…
現在のベトナムのシャムワニ生息地であるカッティエンまでの道のりが丁寧に書かれたブログ。たどり着くまですごい大変そうですが