ベトナムのワニ再導入プロジェクト in カッティエン国立公園
ベトナム南部に位置するカッティエン国立自然公園
その南側に広がるバウサウ湿地帯におけるワニの再導入プロジェクトの記事があったので紹介。
Huyền thoại về đầm lầy nhiều cá sấu nhất Đông Nam Bộ昔は蚊のように多くいたワニだったが食肉用やワニ皮のために乱獲が進みに数を減らしていた。
1996年に最後の個体を確認してからは目撃情報がなく、専門家たちは絶滅の声明を出すしかないと考えていたがこのバウサウがワニの生息地に適していると再認識して再導入の計画を立案
その計画は2001年に、絶滅したワニと同じ純系のワニを探す所から始まった。
再導入の試みが始まったのが2004年。
オーストラリアの大学に遺伝子解析を依頼しDNA解析で純種だと証明されたシャムワニ60匹を2004年3月までに計5回放獣
2005年に繁殖成功しているのを確認する
DNA解析で純種だと証明されたシャムワニだけを放流した理由については
クロコダイル専門の野生動物研究者である福田雄介さんのツイート参考にしてください
福田さん曰く
ベトナムにも養殖により人為的に作られた混血種がかなりいて、そこから逃げたものが野生化し純血種と交配して遺伝汚染を起こす危険があるのだと思います。中略 なお、DNA解析をしたのはワニ類の遺伝解析の第一人者であるNancy FitzSimmonsさんのようですね。このCat Tien国立公園はラムサール条約にも含まれる重要な湿地帯保護区のようですね。
@fukumorientes @wolf_earth ベトナムにも養殖により人為的に作られた混血種がかなりいて、そこから逃げたものが野生化し純血種と交配して遺伝汚染を起こす危険があるのだと思います。その遺伝解析をしたというオーストラリアの大学はどこか記事に書いてあるでしょうか?
— 福田雄介(ワニ研究者) (@GingaCrocodylus) April 11, 2015
@fukumorientes @wolf_earth なお、DNA解析をしたのはワニ類の遺伝解析の第一人者であるNancy FitzSimmonsさんのようですね。このCat Tien国立公園はラムサール条約にも含まれる重要な湿地帯保護区のようですね。
— 福田雄介(ワニ研究者) (@GingaCrocodylus) April 11, 2015
英語ではCROCODILE SPECIALIST GROUPのニュースレターのPDF 10P~13Pにかけてこのプロジェクトについての記述あり
http://www.iucncsg.org/365_docs/attachments/protarea/csg%20-24bcceb5.pdf
BÀU SẤUのワニの映像。いつ撮影されたのかは不明だが27分ぐらいにまだ子供の個体が
ちなみにワニの再導入でググったら何故か『わい 信長の野望にターン制の再導入を求める』というスレが一番初めに出てきて、今の信長の野望はターン製でないこと知り驚愕