元ベトナム農村住みの独り言

ベトナム関連の雑記とニュースを少々。あと野生動物生態学などのベトナム語記事の翻訳

日本社会では本当にセカンドチャンスはないのか?

溜まりに溜まったHDDを消化するために連日溜まった動画を見まくるためにテレビの前で山のフドウ。そんな中気になった動画が一つ。2006 FIFAワールドカップドイツ大会グループリーグの日本対ブラジル戦の試合のひとコマ。

TV中継でブラジル現地の日系人コミュニティと中継が繋がっててある日系のおじいさんにどちらを応援しますか?とインタビュアーが質問してた。そしたらおじいちゃんは

「ブラジルです。何度失敗しても、その度に救いの手を差し伸べてくれたのが、ブラジルという国だから」

こんなニュアンスのこと言ってた。なんか日本には失敗したらチャンスなんてないし誰も救いの手を差しのべてくれんよ?って言われたような気がした。。おじいさんはそんな感じのニュアンスで言ったのかわからんけど。

おれはふつうに失敗してもセカンドチャンスはゴロゴロ転がってるやさしい社会だとは思うけど日本は。

ここでこの間みかけた新聞の記事を紹介。

鹿児島県屋久島登山に行ってきた時に前泊で鹿児島市に宿泊。晩飯は適当な定食屋さんに入ってそこに置いてあった新聞のある職業紹介の記事(南九州新聞だったか西日本新聞だったか南日本新聞だったかは記憶があいまい…ごめんなさい)

スマホに軽くメモを取っただけだけどその人の略歴は以下

馬場さん64歳

25歳で交通事故。左足膝下を失う

46歳で働いていた証券会社が破綻

54歳障害者能力開発校で義肢制作技術を学ぶ。

2011年国際アビリンピック義肢制作部門金賞受賞

54歳から義肢制作を学び今は鹿児島県内の製作所で働いているみたい。46歳で働いている会社破綻して50過ぎてから新しい技術を学ぶ場所を提供してくれる日本という国と言うか社会のありがたみよ

どう?セカンドチャンスありまくりでは?日本では一度脇道にそれたらもう無理みたいな空気あるけど安心してください!どうにかなりますから。まぁ訓練校行けるぐらいには働かないといかんがね

それとも能力開発校とかってあまり知られてないのかな。なんにせよチャレンジして駄目なら最終的には生活保護だってあるんだしさ。新卒でワイルドカード切る時に失敗してもう駄目って言う人の気持ちもわかるけどね。

下記は半年間の職業訓練『求職者支援訓練 Unityスマホゲーム開発-午後科』実質130万円分がほぼ無料という記事。


人間のセカンドチャンスもそうだけど捨てられた犬猫などのペットにもセカンドチャンスを!って感じ。日本でも捨てられた動物の命がセカンドチャンスを与えられる社会になりますように。下記の呟きは全国の保健所にいるペット達のプロフィールと期限が掲載されているページを紹介。俺からも熱く拡散希望



www.pet-home.jp



まぁ良く考えてみたらセカンドチャンスじゃなくてセカンドキャリアだったかも。まいっか。こんなところでそんじゃね~(ちきりん風)